仕事に対してのモチベーション

様々なことを経験し、目が回るような毎日を送っている看護師のみなさん。看護師のみなさんは、仕事をどのように捉えているのでしょうか。
中には、看護師の仕事の楽しさややりがいを実感できないまま、日々の忙しさに追い立てられている方もいると思います。
特に、仕事に慣れてきた頃、ほとんどの人が「いつになったら楽になるのか」「こんなに大変な状況が毎日ずっと続くのだろうか」そういった風に考えてモチベーションを上げることができないということがあったのではないでしょうか。
どの仕事でもそうですが、ある程度仕事と職場に慣れてくるとこのような気分に陥りがちです。
例えば、2年目から新しい診療科に配属された場合のことを考えてみましょう。当然ながらその科にいる2年目の同僚と比較すると、自分のレベルが低いのは明らかです。
こうした時重要なのは、同僚と自分を比較しないことです。あなたと同じキャリアであっても、相手はその診療科を1年先に経験しています。その間は並々ならぬ努力があったはず。そしてそれは、前の職場でのあなたも同じことです。
立場が逆なら、その同僚があなたに対して同じことを考えることでしょう。ですから、ひとまずリラックスして自分が遅れてきた新人であるという風に捉え、相手を同期の先輩とみなすようにしましょう。覚えるべきことを覚えてしまえば、あなたも自分の実力を発揮できるはずです。
同じ病院内であっても、診療科が違えば求められるスキルも違います。当然勉強しなければならないことも増えます。周囲と比べてできない自分を感じてしまうこともあるでしょう。
とにかく周囲と自分を比較せず、謙虚な気持ちで仕事を覚えることからはじめましょう。そうしたことを繰り返していくうちにモチベーションが上がってきますし、仕事を楽しいと思うことができる瞬間が必ずあるはずです。<仕事を楽しむためのヒント⇒http://www.infodevgf.net>
経験が浅いと自分のことしか見えないでしょうが、仕事を続けるうちに周囲の人のことも見えてきます。そうなると、同僚の動きも見えてきますし後輩のケアをする気持ちの余裕も出てきます。
石の上にも3年という言葉があります。昔の人は良いことを言うものです。その言葉を肝に銘じて、まずは3年頑張ってみましょう。体を壊してしまっては元も子もないので、無理はせずに3年やってみてください。
もしそれでもダメだと思ったら、辞めてしまえば良いのです。看護師の資格は一生ものなので、いくらでもやり直しがききます。
また、看護師以外の仕事を経験することによって人として成長し、あらためて看護の仕事につくことだってできます。